上げ膳据え膳って、好きじゃないんです。 キャンプの思い出

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少しずつではありますが、感染者数も減少傾向にあり、マスク着用の制限が議論され、都民割・県民割など開始となりましたね。久しぶりに旅行に出かける方も多いと思います。

昔、よくキャンプに行った事を思い出しました。今どきのキャンプ場は施設が充実していて、テントやタープを設営する必要もなく、手間いらずで驚きますが、キャンプの魅力の一つとして、何もないところから工夫して作り出すと言った達成感があったので、それがないのは少々残念な気もします。お金がなかった学生の頃は、アパートの自室にテントを張って、冬にもかかわらず窓を全開にして寒い外気を取り入れ、テントの中で友人と鍋をつついて、キャンプ気分を味わったことがありました。電気スタンドのかさを取り裸電球にして、沢山の星型に切り抜いた箱をかぶせ、スイッチを入れると、部屋中に満天の星空が現れます。(火事にはご注意を)

さて、奥多摩へキャンプに出かけた時の事。場所柄、奥多摩方面のコンビニでは、マキや着火剤を置いているところがあるので、道々必要品を調達して山に入りました。寝るときに敷く断熱マットはお忘れなく。地面から伝わる冷たさは半端ないです。しかもゴツゴツしているのでマット数枚は必須です。料理は楽しいですね。秋のキャンプでしたので夕食の鍋がよかったです。ぽん酢やゴマダレを用意して、肉・魚・野菜など次々に放り込んでは、煮えたところからつまんでいきました。

最後に鍋に薄味を付けて麺を投入。締めのうどんです。煮てきたものの出汁が出てて最高です。

鍋は一晩そのままにして、翌朝残った材料とカレーのルーを投入。朝ごはんはカレーライスにしました。鍋1つでメニューを変えていくやり方は合理的です。

夏には、千葉の海岸へもキャンプに出かけました。房総半島を南下していくと国道沿いに花畑が続いていて、その景色は素晴らしいものでした。道中に時間をかけて行きたいエリアですね。ただ、時間をかけ過ぎ、その時キャンプ場に到着したのはすでに夕暮時でした。砂地はテントが張りにくかったです。しかも海風が結構強いので、テントで寝ていた友人は、朝起きた時に、布団のようにテントが体に巻きついておりました。私含めメンバーのほとんどが車中泊でした。夕食は焼肉をやろうと思ったのですが、風が強くなかなか火が付きません。肉が焼きあがって一口噛むと「ジャリ」。夕暮れで手元が良く見えませんが、風で舞い上がった砂が焼肉にくっついたようです。食べる直前までアルミホイールに包んで対応しました。浜辺で寝転がる東北出身の友人がポツリ。「(東北の)外は寒いから、夜野外で寝るという感覚がないんだけど、それができるという事はとても素晴らしい事なんじゃないかな」。確かに 星空のもと、波の音を聞きながら寝るのはかなり素敵な体験でした。

 

良い一日を!

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