サラダで思い出した青虫事件

food

残業だったりすると、帰宅途中でファーストフード店に駆け込み、けっこう脂っこい定食なんぞを平らげて、帰宅後早々に床につく。それで翌朝起きると、胃が重く感じ目覚めがよくありませんでした。当然と言えば当然ですね。

そこで、深夜食はサラダと決めました。遅い時間にスーパーを覗くとカットサラダが残っているのをよく見かけます。ひと袋120円ほどのところ、値引きされて49円だったりします(笑)。調理不要。ポン酢を少々ふりかけそのまま食す。かなり食べても翌朝の胃もたれはなくなりました。夜食には豆腐や寒天もよいかも知れませんね。

さて、サラダを食べていて思い出した事があります。貿易の仕事に就いて数年たったころ、国際展示会の関係で、展示物の撤収のお手伝いをしたことがありました。出展者宅へ荷物を運んだ際、打ち上げをやっている様子で、一緒にやらないかと誘われました。お酒は断ったのですが、喉を潤す飲み物と、軽い食事には十分過ぎるほどの量。特にサラダの盛り付けは豪華でひときわ目を引きました。

皿に取り分け、みんなが食べ始めた頃、その事件は起きました。サラダに青虫が入っていたのです。みんなの手が止まりました。奥では、「誰がサラダを出したんだ」とか「ちゃんと洗ったのか」とか、英語でひどく怒られている様子でした。そんなに青虫が嫌なのか?農薬が使ってなくて、かえって良かったのでは?そんな事を考えていたら、ちょっと待ってと、たどたどしい英語が私の口をついて出ました。

「ワームは、美味しい野菜を見分ける事においてプロフェッショナルです。この野菜が美味しいという事が証明された。そしてノーケミカル。もう一度洗って食べませんか?」そう言って、虫のついている葉のところを取り除いて見せました。

農薬と言う英語が分かりませんでしたが、意味は通じたようです。調理に関わった方から握手を求められました。

 

良い一日を!

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました