ゴールデンウィークの記憶

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古い暦では、二十四節気といって、季節を表す言葉が出てきますね。4月20日は穀雨、5月5日は立夏がやってきます。

今はとても良い季節だと分かります。

最近ではコロナ禍ということもあり、帰省してなかったなぁ、今年のゴールデンウィークも都内かなぁ、と思いつつ、毎年帰省していた昔の事を思い出します。

長野県の山合い。いつも沢山のおごっそう(ご馳走)でもてなしてくれた、今は亡き義父母の暖かい心遣いは忘れられません。「遥かぶり~」(久しぶり~)と出迎えて下さいました。

 

不思議な体験もありました。5月ですから、蝶々が飛んでいても不思議ではないのですが、その1羽が私の肩に留まります。それも帰省した毎年の出来事です。

その時、こう言われます。

「ご先祖様が蝶に姿を変えてあなたの具合を見にきているから追い払っちゃだめだよ」そう言われ、蝶が肩に留まっている間、私はフリーズします。

 

その辺りでは、道祖神と呼ばれる石像を幾つか見かけます。道行く人を見守っている姿は、民間信仰として路傍に置かれているお地蔵様と同じように思われますが、道祖神は男女1対のものが多く、中には抱き合っているものもあり、古くから愛の力が災厄を追い払うと信じた先人逹の気持ちが今に受け継がれていると思うと、とても素敵な気分になります。

 

真っ青な空。緑に輝く山々。正に立夏。

良いGWを!

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