学生時代のアルバイト スナック編

life

今から40年ほど昔、私の学生時代の事を書きます。

いろいろなアルバイトをやりました。

その一つ、深夜のスナックで働いていたことがあります。

理由はやはりお金が良いこと。これにつきます。

客層は様々ですが、時間帯でほぼ入れ替わっていたようです。

宵のうちは、会社帰りやショットで飲む少人数で滞在時間の短い客層。

夜が深まると、飲食後2軒目とかの、割とゆったり過ごすお客さんや常連さん。

ボトルキープも多いですから、お酒や氷の在庫が気になる時間でもあります。

そして終電時間を過ぎ、深夜以降は、お店がひけたホステスさんなどなど。

 

社会のマナーと言うようなことも多くはこの環境で学んだ気がします。

想像していたほど俗な世界ではなかったと思います。けっこう厳しかった。

お客さんと話を合わせるために毎日、日経新聞は読んでいましたし、

礼儀やマナーは不可欠な世界です。サービス業の極みですね。

 

雨が降っていても、お客様が「いい天気」といえば、そうですね、と相槌を打つ。

大嵐にあった経験のあるお客様だったら、多少の雨は「いい天気」なのかも知れない。

先入観を捨てることです。「春雨は濡れていこう、ですか?色男ですね」と続ける。

会話の始まりとして使います。

お客様のプライドも大切にします。私たちの店を選んで下さったのですから。

高いお酒を飲まれたお客様のボトルは、空になっても片づけませんでした。

注文されたお客様のステイタスを守るためです。新しいボトルを注文されると

声高々にご注文頂きました!と感謝を示します。

 

お薦めしてすすめしているわけではありませんが、対価に比して経験値の高い世界でした。

 

良い一日を!

 

 

 

 

 

 

 

 

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