バス停でのちょっとした出来事。

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皆さんは、ふだん路線バスを利用されておりますか?

バスの車内って、独特な雰囲気がありますよね。

むかしは、女性の車掌さんが乗っていました。私の幼少期の記憶です。

フロントが出っ張ったボンネットバスも走っていましたし。

 

今では、さくらトラム(都電荒川線)だけになりましたが、

都内の至る所を都電が走っていた時代もありました。

上野駅前や日比谷通り、四谷三丁目などなど、

道幅が広く感じる場所は、都電が走っていたスペースの名残りと思われます。

 

さてさて、ある日停留所でバスを待っていた時の事。

多くの系統のバスが走っている幹線道路では、渋滞を避けるためか

バス停が2つありました。1~3系統はココ。4~6系統は10メートルほど先の

もう1つのバス停、といった具合です。停留所名は同じです。

その日、私の後ろに並んだのは、白人の少年でした。

キョロキョロしている様子から、地元の人間ではないようです。

最初のバスがやって来ました。行先表示を見て、

彼は自分が乗るバスと確信したようです。ですがバスは通過しました。

そう、このバスは隣のバス停に止まる系統のバスでした。

それを知らなかったのか、行き過ぎるバスにがっかりした表情を浮かべた彼。。

とっさに私の口から出た一言、OVER THERE!瞬間それしか言えませんでした。

でも理解してくれたのか、彼はそのバスに向かって走って行きました。

すぐさま後続の、私の乗るバスが到着。私は乗り込んですぐに発車。

追い越す車窓から、彼がバスの車内にいる姿を見て、私は心でイイネしました。

良い一日を。

 

 

 

 

 

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