幼い頃の”思い込み”の話

life

子供の頃私は、大きな思い込みをしていた事があります。

それは、男女の出会いについてです。幼い頃私は、男はある程度成長したら、嫁さん探しの旅に出る。そして結婚相手を探さなければならない。と、固く信じていました(笑)。

おそらく就職等で親元から離れ、都会で一人暮らしを始めるような場面を繰り返し見ていて、そう感じたのかも知れません。ただ、その事にかなり不安も感じていたようで、それを連想させるような夢を何度か見ました。嫁さん探しの夢。以下はその内容です。

ある時自分は山道を歩いています。嫁さん探しの旅です。はたして結婚相手が見つかるだろうか?見つからなかった場合はどうなるのだろう??期待と不安を抱えながら山道を歩いています。すると向こうから、2人の人影が近づいてきます。若い男女が話をしながらすれ違っていきました。彼らは、結婚相手が見つかったようで、楽しそうに山を下りて行きました。ますます不安が募ります。しかも夕暮れ時なのか、周囲がやや暗くなってきたように感じます。足早に目的地(?)へと急ぎます。

やがて目的地と思われるその場所へ到着。すると目に前に大きな箱が現れました。どうもその箱の中に生涯のパートナーが入っているようです。(箱入り娘という言葉の誤記憶と思われます)その箱を開けなければなりません。箱の中に何人の人が入っているのだろう。選ばなければならないのか?迷ったらどうしよう?逆に誰もいなかったらどうなるの?生涯孤独?不安は頂点に達します。しかし箱は開けなければなりません。意を決して、100メートル四方はあると思われるその箱のフタを(夢なので)ひょいと持ち上げます。すると、いました。たった一人。その人の顔立ちは(夢なので)ぼんやりとして思い出せませんが、明らかなことは笑顔だという事。そして不思議なことに、彼女を見た瞬間、そうそう、この人だと、全てを納得して、彼女を連れて帰ることになり、夢はそこで終わりです。

なんとも不思議な夢ですが、夢見た翌朝は気分が良かったものでした。

そして大人になってからは、この夢を見ることは無くなりました。

 

皆様にも良い出会いを、そして良い一日を!

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